研究グループ

栄養神経科学講座(産学協同研究部門)

私たちは、脳の情報処理と可塑性の機能調節を研究しています。 脳は沢山の神経回路で構成されています。それぞれ機能の異なる神経回路ユニットが互いに連携して、効率よく情報を処理し、適応的に動物の行動を制御しています。この脳神経機能は、回路ユニットを取り巻く環境、つまり、体内の状態に強く影響されます。記憶や睡眠といった高次脳機能は、栄養状態でパフォーマンスが左右されます。さらに老化やストレスは脳神経機能の不調を招きますが、栄養因子を補うことで改善する場合があります。私たち栄養神経科学講座は、栄養科学と神経科学を融合した新しい研究領域で、栄養因子が高次脳神経機能を調節する仕組みの解明に取り組んでいます。

モデル生物を用いた研究アプローチ

私たちの研究ミッションを果たすためには、複雑な脳機能を相手にしなければなりません。私たちは、この困難を解決するために単純で小さな脳にもかかわらず、記憶や睡眠行動などの高次脳機能を有するモデル生物(ショウジョウバエと線虫)を研究に用いています。

産学協同研究部門 栄養神経科学講座

ラボメンバー

特任講師 ジャン ムンソン
研究員 田中 勝
M1 伊藤 悠一郎
B4 吉田 俊佑
技術員 石川 有紀
技術員 新井 康代
研究協力者 野間 健太郎
客員教授 谷村 禎一
部門名 産学協同研究部門
グループ名 栄養神経科学講座
代表者名 ジャン ムンソン
連絡先

研究グループ

脳神経回路研究ユニット部門
産学協同研究部門