名古屋大学大学院理学研究科附属
ニューロサイエンス研究センター
Neuroscience Institute, Graduate School of Science, Nagoya University

野間 健太郎
Kentaro Noma

主任研究者、教授

研究分野:線虫、老化、行動、遺伝学

野間は線虫C. elegansをモデルとして、神経機能の老化とそれに伴う行動の変化を研究している。線虫は寿命が2週間程度と短く、これまで個体寿命の研究を牽引してきた。一方、行動老化のメカニズムについては線虫においても研究が進んでいない。野間は行動の老化が遺伝子によって積極的に制御されていると考え、遺伝学、分子生物学、イメージングなどを組み合わせて、その分子メカニズムや生態学的意義を研究している。これらの研究によって、なぜ動物の行動が加齢によって変化するのかを明らかにすることを目指す。

E-mail:noma.kentaro.f1[at]f.mail.nagoya-u.ac.jp